Temporal and Spatial Variations in CO2 Concentration within a Japanese Cedar Forest on a Slope Land
摘要
スギ人工林内において二酸化炭素濃度を継続測定した。林冠上,林冠上部,林冠下部,林床近くの計4点に測定個所を設けた。大気湿度および光強度,気温,風速,風向を併せて測定した。これまでに報告されているような林内での二酸化炭素濃度の階層化は明瞭ではなかった。しかしながら,垂直方向の風速が弱いときには,林床近くの二酸化炭素濃度が他の3点よりも60ppm以上高くなることがあった。4点ともに夏季の晴天日には,夜間は二酸化炭素濃度が安定しており,日の出後に濃度が下がり始め,やがて安定し,日の入り前に再び上昇するという日変化をした。二酸化炭素濃度はスギの樹冠光合成速度の影響を強く受けていた。光強度が強いほど日中の二酸化炭素濃度の低下量が大きかったが,光強度が600μmol・m-2・sec-1以上になると低下量が安定した。この関係はスギの光―樹冠光合成曲線に類似していた。北西から風が吹くと二酸化炭素濃度が急激に上昇することがあり,高濃度の二酸化炭素を含む都市部の空気の移流が示唆された。
引用本文(GB/T 7714)
Mariko Norisada, Takeshi Tange, Makoto Suzuki, 等. Temporal and Spatial Variations in CO2 Concentration within a Japanese Cedar Forest on a Slope Land[J]. Institutional Repositories DataBase (IRDB), 1998.
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